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岩崎かおるのファイナンシャルインテリジェンス講座

ファイナンシャルインテリジェンス講座 16

 

こんにちは。岩崎かおるです。

 

本日は、前号の続きです。アメリカ発の金融危機で、世界経済が混乱しています。(9/23現在)簡単に、今起こっている危機を時系列に書いて行こうと思います。

 

事の発端は、昨年のアメリカ発のサブプライム問題です。サブプライム問題とは何でしょうか?

 

これは、年収200万円以下のローンを組めない人を対象に、ローンを証券化した「住宅ローン担保証券」などで運用していた世界中のヘッジファンド(機関投資家や富裕層等から私的に大規模な資金を集め、様々な手法で運用するファンドを指します)が、「住宅ローン担保証券」の相場の下落にともなって巨額の損失を被り、清算や解約停止などの措置に追い込まれるケースが次々に起こり問題となったことをいいます。

 

そして、ついに2007年8月には、株価は大暴落、アメリカや先進国が協調して、一応は落ち着きました。

 

しかし、その後は、株ではなく、原油や金などの「商品」に世界の投資マネーが集中しました。それが今や私達の家計に影響を与えています。今の、ガソリン価格の高騰や物価高がそれです。

 

このサブプライム問題から、世界でも有数の投資銀行である「リーマン・ブラザーズ」が破たん。メリルリンチもバンクオブアメリカに買収されました。そして、保険大手のAIGも倒産の危機に追い込まれました。

しかしAIGに限っては、世界的に影響があまりにも大きいという事で、アメリカ政府に救済されました。つまり、自社株の8割を政府にとられることになったのです。

 

ここで、問題となっているのは、「CDS」です。

「CDS」って何でしょう?

 

これは、一種の保険です。たとえば、ある企業Aが、成長性のある企業Bに融資をしようとします。しかし企業Aは、融資したお金がなくなる可能性もある。そこで、保険をかけるわけです。つまり、企業Bが倒産したら、掛けた保険からお金が戻ってくるという契約を企業Cとします。この保険こそが、「CDS」=クレジットデフォルトスワップと言われるものです。

 

この「CDS」は一種の博打のようなものです。

 

なぜなら、経済が順調なら企業Bなどのベンチャーはどんどん成長して倒産の危機は少ないはずです。しかし、景気が悪くなると一斉に倒産していくリスクがあります。保険は、企業が倒産したら、支払わなければなりませんが、全ての企業が殺到したら、企業Cは、払えるはずもなく、企業Aが掛けた保険は意味をなさなくなってきます。

 

そして「CDS」は、様々な企業で契約され、その大元がAIGだと言われていたのです。 ですから、アメリカ政府は、AIGを救済せざるを得なかったというのが一般的な見方となっています。

 

止まることのない株安で、アメリカ政府は、不動産に限っての不良債権に付き、2年間で7000億ドル(75兆円)を費やして買い取ることを決定しました。

 

アメリカの財政赤字は、すでに史上最大の4820億ドル(50兆円)の赤字に陥っています。

高度な金融工学を駆使して、実態経済とかけ離れて行った結果の末路はどうなるのでしょうか? 

それについても、今後書いて行こうと思います。

 

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