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  • 美しく素敵に立ってみましょう!

夏も本番を迎え、身体全体を見せる機会が増えてきました。脚のラインに背中のライン。 鏡やガラスを介して、ご自分の身体のラインをご覧になることがおありかと思うのですが、抱いておられる「イメージ」と「実際」にギャップはありませんか?

 

歩く姿勢もさることながら、立つ姿勢が肝心要の「美しい姿勢」を目指す第一歩になります。 最近、様々なエクササイズが流行していますが、「コア安定エクササイズ」という言葉を聞かれる方もいらっしゃると思います。コアとは身体の幹(=体幹)になる部分、つまり背骨と骨盤がある部分を指すのですが、体幹の筋肉を使うことで幹となる部分を安定させようという考えに基づいています。

 

しかしながら、体幹の周囲にある筋肉を使って安定させる前に確認しておきたいことがあるのです。安定させるために筋肉を使ってしっかり固めることも重要なのですが、まずは骨盤が前方向と後ろ方向に動くかどうかを確認する必要があります。

 

女性は、ヒールなどかかとの高さがある靴を履く機会が多く、身体のバランスを維持するために腰が反りやすい状態になっている方が比較的多くいらっしゃいます。また、腰が反りやすくなることで、背中は丸まる、あるいは板のようにまっすぐになることもありますし、場合によっては首が前方向に飛び出ている状態になることはしばしばあります。

 

首が前方向に飛び出ていることで首の後ろ側の筋肉が凝る、いわゆる「肩こり」状態になることも多々あるのです。腰が反りやすいということは、骨盤の動きが前方向にはスムーズに動くことを指します。しかしながら、普段の生活で腰が反った状態になっていると、骨盤を後ろ方向に動かすといった機会が少なくなってしまい、その結果、お腹の筋力が弱い方、またお腹の筋肉を使う意識すら喪失してしまっている方もいらっしゃるのです。

 

このように骨盤の動きが偏った方向だけに動くことになると、筋肉をしっかり使っているつもりでも、これもまた偏った使い方をしていることになり、鍛えているつもりでもそれが美しい立つ姿勢につながらないこともあるのです。

 

  • 美しく立つ姿勢のチェック方法

 

  • 骨盤の動きを前後方向に滑らかに動くかどうかを確認します。
  • 骨盤を可能な限り後ろ方向に置いた状態で、お腹と背骨を近づけるようなイメージでお腹の奥の方で力を入れます。
  • 天井からご自身が吊るされているように上方向に背筋(せすじ)を伸ばしていきます。
  • 上方向に背筋(せすじ)を伸ばしつつも両肩の力は抜き、首が前方向になって顎が突き出ないように手前に顔の位置があるようにします。

 

足の幅は腰幅程度から始めていくと、チェック方法で紹介した動作が比較的やりやすく なります。しかしながら、立つ姿勢から歩く姿勢へと発展させることを考えると、足の内側同士が軽く触れる程度の方がいいかと思います。しかしながら、身体のバランスは取りづらくなりますので、最初は腰幅、慣れたら足を閉じた状態で立つ姿勢を実践されることをお薦めします。

 

ご自身の身体の横方向のラインを映せる鏡やガラスで確認し、チェック前後でどのよう に姿勢が変わるかを体感して下さい。おそらく、今までにない美しい立つ姿勢が築かれていると思います。普段ほとんど意識しない動作を行うことになりますから、決して無理はせずに少しずつ段階的にチェックして改善されることをお薦めしたいと思います。

Writing.  前田 有美。 スポーツ医学博士 筑波大学博士課程卒業
健康運動指導士。女性を対象にした身体のバランスをデザインするスタジオにおいて
エクササイズプログラム開発の仕事に従事している。