94年に公開され、地上波でも何度か放映されているので、観たことがある人も多いはず。 考えてみてほしい。 いくら自分が大型車両を運転できたとしても! 爆弾を仕掛けられているバスを操ることができるだろうか。ゴールの見えぬレース。そして走行中にも次々と襲いかかる危機。並大抵の度胸ではできない。
イチ人間としても他の人間の命を背負って死のバスのハンドルを握れるわけがない。もし、自分がバスに乗り合わせたとして、このバスを運転する果敢な男性がいたとしたら…それだけで心惹かれてしまいそうだ。
この映画でポイントとなるのがアニーの強さと、もう一つは「危険」。 よくある話なのだが、共に苦労や危機を乗り越えた男女というのは恋を落ちやすい。それは日常生活でも同じで、同じ危険(大小関わらず)を味わうとその後カップルが成立しやすいという
これは心理学的な問題らしく、大きな事件や事故のあと、その事柄に関わった人たちがゴールインするというのは珍しい話ではない。 だから、もし恋い焦がれている相手がいたとして、振り向いてくれる気配がなかったら、危険に巻き込んでしまうというのも一つの手だ(荒々しい方法すぎるが)。
ただし!ここで、守られていることばかりを考えていてはダメ。 ポイントは自分も一緒に戦うこと。TPOに合わせることも大切だけど、「一緒に乗り越えようとする強さ」は持たなければならない。
アニーの場合は、少々、カカア天下だったのかもしれない。 その後、公開された『スピード2』。 登場するのはアニーと、新しい恋人のみ。(映画製作上の問題はおいておくとして)どうやら、ジャックは捨てられた? 強すぎると、恋人のほうがついてこられない?こともあるので何事も「ほどほどに」が大切だ。 強さ・弱さのさじ加減も女の力量。
私の命、男になんて任せてられない! 今の時代、女も守られてばかりじゃダメ。 強すぎる必要はないけれど、強い女は魅力的なのだ。
今回取り上げるのは『スピード』。95年のアカデミー賞で2部門を受賞した、キアヌ・リーブス主演のアクション映画だ。 ロス市警のSWAT隊員ジャック(キアヌ・リーブス)はある事件で爆弾魔に逆恨みをされてしまう。爆弾魔はバスに爆弾を仕掛けジャックを誘導。そのバスは時速80km以下になると爆発するように設定されていた…。