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駄目男体験記

Vol.4 彼の人生は“ステータス”最優先 ステータスってそんなに重要なの?

基本的に年上が好みの私ですが、2回だけ年下の男性とおつき合いしたことがあります。 ひとりはすごくかわいかったなぁ。当時高校生だった彼が、私の誕生日にコージーコーナーのでっかいショートケーキを買ってきてくれたこと、10年近く経った今でも忘れられません。

さて今回の主人公はというと、偏差値が高い学校に通う男の子でした。 彼の性格をひと言で表すならば“自分勝手”。授業と授業の合間に呼び出そうとするのはしょっちゅうで、気が向いたときだけ愛のコトバを散りばめたメールやら、セクハラまがいのメールを送りつけてくる。

 

若いとね、結局結びつくのはそこだよね。その辺りは私にも覚えがありますが、深入りすると自分が傷つくだろうことが予想できたので、ライトなおつき合いを心がけました。今思えば、私もプライドが高かったんでしょう。

 

あるとき、彼がこんなことを言いました。「俺、偉くなりたいんだよね」「は?どういう意味??」意味がわからず、きょとんとする私。 「例えば社長とかさー、学者とか」「??それって偉いの?」ますますもって意味がわからない私。

 

要するに彼の中で社長や学者という一般的にすごそうな肩書きがついている人は、偉いのでしょう。でも私に言わせればどれだけ“すごい”肩書きがついていようと、偏差値が高かろうと、自分の仕事や生き方に、誇り&プロ意識がない人は全然すごくない。(もちろん立派な社長も学者もこの世にはたくさんいますよ) あぁ、価値観というか考え方が大幅に違う!と感じた瞬間でした。

 

一度、はっきり聞いてみたことがあります。「ステータスってそんなに大事なの?」彼は無邪気にこう答えました。「そりゃそうでしょ!」そ、そうなんだ。 その割には漢字は読めない&書けない、おまけにケチくさい。「おバカだし、器もちっちゃいなぁ……これで偉くなれるのか?」とよく思ったものです。 最終的な私の結論は“こりゃもうダメだ”でした。

 

当たり前だけどすべてが若いというか青くさいなーと思ったし、仮にも人の上に立とうと考えるなら、もう少し相手の環境や状況を慮るべきじゃないの?とも思ったのです。まぁ、これからいろんなことを経験して成長していくのだろうけど、現時点ではそれを見届けていく気力がなかったし、幸せな未来も全く想像できなかった。 「○日、会えないかな?」「いきなり言われても…。私には私の生活があるんだよ」

 

こんなやりとりがしばらく続いたのち、私から「もうやめよう」と言って終わりました。 そっちの都合でいつでも動けると思ったら大間違い!と意地を張っていたのもあります。これが恋する女のおバカさんなところ。認めましょう、私は彼が好きでした。でも、もう終わったことです。あのまま一緒にいたら、私が彼をさらにダメにしたでしょう。

 

今はただ、ステータス最優先の彼が素敵な大人になって、立派な偉い人(笑)になることを願うばかりですわ。

  • Writing カサイミノリ
    恋愛に育児、健康モノ、エンタメ系など渡って活動中のフリーライター 


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