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  • Vol.1 ホテルに弁当持参!?所帯じみたオトコじゃ愛情も性欲も萎えるわ

“なくて七癖”というように、どんな人にも欠点はあります。もちろん私にも。 それでもどうしても目をつぶれなかったオトコ達の“ダメッぷり”を、実体験に基づいて赤裸々に書き記してみました。 「それくらいかわいいものよ」という大らかな人から、今の彼と別れようか悩んでいる人、さらには男性にもぜひ読んで欲しい!

 

彼の名前を、仮にHさんとしておきましょう。 Hさんは10歳年上の自称ケータリング・シェフ。この“自称”ってのがクセ者で、おつき合いをしていた期間にオーダーが入っていたのは数えるほど。始終「お金がない」というのが口癖だった彼は、主に「後輩のお店の手伝い」や「俺が考えたメニューレシピを売って」生計を立てていたようです。

 

でも私より10年長く生きているだけあって話題も知識も豊富。それなりに一緒にいる時間を楽しんでいました。 あるとき、デートの待ち合わせに、緑豊かな、各駅列車しか停まらない(要するに辺鄙で何もない)駅を指定されました。その時点で疑問を感じはしましたが、まだつき合いが浅かったこともあって、Hさんのことだから何か楽しいプランでも考えているに違いない! そんな浮き足だった気持ちで出かけたわけです。

 

待ち合わせしは午前11時。私の顔を見るなりHさんは 「おはよう。じゃあ、行こうか」  と言って歩き出しました。ATMもコンビニもないような駅前を通り抜け、畑ばかりが続く道をひたすら歩くこと十数分。 「ねぇ、どこに行くの?」 「いいから、いいから」 こんな会話を繰り返して辿り着いたのは、そう、ひなびたラブホテル。 「たまにはこういう所もいいだろ?」と笑うHさん。 ま、まあね。斬新なデートプランではあるかも…。なんとなく腑に落ちないものの、促されるまま部屋に入る私。

 

ランチタイムが近かったこともあって、そろそろお腹が空いてきました。 「お腹空いちゃった。何か買ってくれば良かったね」と言う私にHさんが差し出したのは、なんと自作のお弁当!(それもお弁当箱ではなく、半透明のタッパー入り) 「そう言うと思って作ってきたんだよ。その方が経済的だろ? この料理なんて昨夜から仕込みが大変でさぁ…」と詰められたおかずについて説明をするHさん。

 

料理上手な男性は大好きです。 でもさ、ホテルに自作の弁当を持ち込むか?(というかそうまでして来たかったのか?) このおかずのにおいが充満した部屋でその性欲は萎えないのか? 男って結局、そういう生き物なんでしょうかねぇ…。 料金が安い時間帯と立地を選んで待ち合わせ場所を指定し、早起きして弁当を作ったそのまめさといい、半透明のタッパー&アルミホイルに包まれたおにぎりといい、Hさんの行動は所帯じみたおばちゃんを思わせました。

 

だだっ広いベッドの上で、もそもそとおにぎりを食べながら、「この人とは長く続かないだろうなぁ」と思ったのでした。(実際、おつき合いは1年ちょっとで終了) せめて、公園とかで緑を眺めながらお弁当を食べた後にホテル、なんてコースならまだ良かったんだけどなぁ。性的にがっついている男性は、今でも苦手だな。

  • Writing カサイミノリ
    恋愛に育児、健康モノ、エンタメ系など渡って活動中のフリーライター